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あなたが長年、手汗に悩んできたのであれば、きっと1度は「この手汗を根本的にどうにかしたい!」と真剣に考えたことがあるかと思います。

そして、そうしたことを考えた時に「手術とかで治らないのかな…」と考えたこともあるでしょう。

手汗については、実際に深く悩んで手術と言う治療方法を選ぶ人も確かにいます。

では、手汗というのは、手術を受けると本当にすっかり良くなるものなのでしょうか?

また、手汗の手術というのは一体どんなことをする手術なのでしょうか??

手汗の対処に手術をする人がいるって本当???

日本人のなかで日常生活に支障が出るほどの手汗に悩んでいる人は、日本人全体の0.5~2%弱と言われています。

手汗についてはこれまでアジア系の人に多いと言われていましたが、近年では欧米の人にも増えていると言われています。

手汗の要因として挙げられる「精神性発汗」は緊張などが深く関わっているとされているので、ストレス過多な現代においては、手汗で悩む人が増えても減ることはないかもしれませんね。

こうした手汗で悩む人の増加もあり、手汗に関しては様々な治療法があります。

精神的な方面からアプローチする方法もあれば、発汗そのものを物理的に遮断しようとする手術などの方法もあります。

手汗に悩む人は本当に真剣に手汗と向き合い悩んでいるので「手術をして手汗がなくなるなら!」と手術を考える人がいるのは理解できますよね。

手汗で悩む人のなかで、実際に手術を決断する人の割合はまだまだ多くはありませんが、手術で手汗を治療しようとする人がいるのは確かです。

ただ、手汗について手術という治療法があるにもかかわらず、この治療法が一気に広まっていかないことには、ちょっとした「外せない事情」というものがあるのです。

手汗の手術にはどんな種類があるの?費用はどのくらい?

手汗の治療で手術を選んだ場合は、注射も手術の1つとしてカウントすると代表的な方法は「ボトックス注射・ETS手術」の2つがあります。

他には実際に行われることはわずかですが、大掛かりな手術で「胸部交感神経遮断手術」というものもあります。

今回は手汗の手術のなかでも比較的ポピュラーなボトックス注射とETS手術についてご紹介します。

ボトックス注射(=ボツリヌス療法)

手汗を治すボトックス注射について

ボトックス注射は名前通り「注射」をして治療をするので、厳格には手術ではないのですが、痛みと患者さんの負担が物理的にあるのでここで取り上げています。

メスを使用しないので治療としては「お手軽感」がありますが、永久的な効果があるものではないので、何度も行う必要があります。

その効果は短い人で3か月、長くても1年程度と言われています。

ボトックス注射の具体的な内容

ボトックス注射では、汗腺の働きを抑制するボツリヌストキシンという、無毒化した菌を手汗が特に気になる部分に直接注射します。

施術時間も15分~長くても1時間かからないので、術後すぐから日常生活へ戻ることもできます。

ボトックス注射の費用

ボトックス注射はワキガ(=腋窩多汗症)にのみ保険適用なので、手汗には保険は適用されません。

そのため、処置は全て実費となり、自費で10万円程度です。

ただこの費用もクリニックによって変わるので、両手の平で5万円~15万円と結構な差があります。

もしあなたがボトックス注射の効果に満足しても、数か月~1年程度で効果はなくなるので、効果をずっと感じているためにはその都度ボトックス注射をする必要がでてきます。

1回の治療に5万円程度しかかからなかったとしても、1年で3回行えば15万円は費用がかかりますし、クリニックによって1回につき15万円程度かかれば、1年で45万円ほども費用がかかることになります。

ボトックス注射で注意したい点

先にもご紹介していますが、ボトックス注射というのは永久的な効果を期待する治療ではないので、効果は一時的なものになります。

普段は治療を考えるほど気にしていない人が、披露宴などの式典などに合わせてだけ処置をするということも多いそうです。

ETS(腔鏡下胸部交感神経遮断術)

ETSというのは、手の平の多汗症、つまり手汗には一定の効果を見ることができる手術です。

大まかに言うと、働き過ぎの交感神経を切り取る、もしくは焼くなどという処置をすることで、手の平の発汗を停止させてしまう方法です。

汗をかくように働きかける神経がなくなるわけですので、多汗とかそういう問題ではなく、発汗自体を止めてしまいます。

ETSの具体的な内容

ETSでは具体的にどのようなことがなされるかと言うと、次のような感じです。

ワキの下に数ミリの穴を開け、そこからカメラ付きの細い管(=内視鏡)を挿入します。

カメラで内部の状況を確認しながら、交感神経の束を見つけ、切断をするのです。

手術そのものは難しいものではないので、順調に進めば30分~1時間もあれば終わります。

クリニックによっては日帰りでOKというところもあるくらいです。

ETSの費用

保険適用されることが多いので、自分の入っている保険の自己負担割合で手術を受けることも可能です。

保険適用後の負担が大体10万円前後と言われていますが、高額医療費に関する手続きをとることでかかった費用について一定額が返還されます。

もし保険適用がされなければ30万~40万くらいになるでしょう。

ETSで注意したい点

ETSは、その手術を受けることで「手汗」そのものについて停止させることは可能です。

しかし、手から汗をかかなくなることで、代償性発汗ということで、手以外の部分が多汗症になることはあまり知られていません。

このETSで注意したい点については、次の項で詳しくご紹介します。

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ETSでの手汗治療で気を付ける点

どんな治療でもそうなのですが、全ての手術や治療が万人に対して成功するとか副作用が出ないとは言えません。

これは風邪薬や頭痛薬についても同様で、比較的安全と言われているこれらの薬でさえ、副作用の出る人がいます。

ETSという手汗の治療法に関して言うと、かなり「両刃の剣」と言われている治療でもあります。

ここまでに少しご紹介しましたが、ETSでの治療では、手の平からの発汗がなくなる代わり(代償)に顔や頭など他の場所が多汗になることが少なくないのです。

数字にするとナントETSを受けた人の96%の人に何らかの代償性発汗が生じているとされているのです。

ただ、汗の量などについては個人差の部分が大きいので、手術をしてみないことにはどうなるか断言ができません。

気になるほどの代償性発汗がなかったとしても、手の平からの発汗がなくなることで体内に熱がこもりやすくなり、顔のほてりを感じる人はかなり多いようです。

こうしたETSによって起こる代償性発汗について、クリニックなどで大体的に取り上げられることは多くありません。
(もちろん手術前にそうしたことがあるという説明はありますし、HPなどでもある程度説明は書かれています)

しかしながら、手汗の治療としてETSを受けた人の中には、「ETS(交感神経切除手術)被害者連絡会」として活動をするくらい、後遺症に悩む人がいるというのは事実です。

代償性発汗の重み

手汗の手術の後遺症に悩む人

ETSという治療を受けると、約90%の人が「手の平の汗は止まった」と言うそうです。

しかしこれは「手の平」に限ったことであり、上でもご紹介したように、手術を受けた人の96%は「代償性発汗」を背負っていくことになります。

しかもこの代償性発汗のせいで「手術を受けない方がマシだった」と感じる人も一定数います。

もし手汗は確かに止まったとしても、その他の部分にたくさん汗をかくようになって、そちらの方の悩みの方が深刻化しそうであるなら、交感神経を切除するような手術を受けることはおすすめできません。

ETSなどの交感神経切断手術は、手汗の悩みが本当に生きるか死ぬかくらいの悩みであり、また手術後にどんな代償性発汗があっても現状の手汗の悩みには及ばない!と思える人に限って受けることを熟考する方法と言えるでしょう。

さらに、これは直接的な原因とはされていませんが、交感神経という人間の「自律神経」に関わる神経をいじることで、代償性発汗以外にも、人によっては何かしら体調の異変をきたす人がいることもあります。

もともとのアレルギー(アトピー性皮膚炎や鼻炎、花粉症など)が悪化したと言う人もいますし、どんなことが引き金になったのかは不明ですが、食物アレルギーが出てきたと言う人もします。

こうしたアレルギー症状はETSと全く関係ないものかもしれませんが、手術後から発症したと人も多いことから、自律神経の変化によって体調に異変が出てきたとも考えられます。

このようなことから、余程のことがない限り、交感神経を安易に切除することについては踏みとどまった方が良いのではと思います。

近年は手汗専用の制汗剤が発売されています。薬局などで購入できるデオドラント剤と違って、手汗を止めることに特化して開発されているので、今まで手汗にデオドラント剤を使ってみたけど効果がなかったという方にも非常におすすめです。

そういった手汗専用の商品を使ってまずは様子を見てみることがベストな選択と言えるでしょう。

まずは一度手にとって試してみてくださいね。

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管理人ゆうこ

管理人ゆうこ

私も以前までは本当に手汗に悩んでいました。「人に気持ち悪いと思われてしまったらどうしよう…」と一人で思い詰めて泣いていたこともあります。でも、手汗の悩みは思ったよりもかんたんに解消できるという事に気が付き、今では毎日が楽しいです。私と同じ悩みを抱えている方は、このサイトを参考にコンプレックスを解消してみてくださいね。