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sitataru

手汗が気になる…と言う人のほとんど、大体8割くらいは精神的な理由で手汗が多くなっているということです。

しかし、実は手汗が多いのにはそれだけじゃない理由があるってあなたは知っていますか?

あなたが気にしている手汗は、もしかしたら別の病気が絡む手汗なのかもしれません。

というわけで、ここでは「手汗と病気」についてご紹介していきます。

一般的な手汗について

まずは一般的に「精神的な理由」から多くなる手汗について知っておきましょう。

このサイトの別ページでも何度かご紹介しているように、一般的に「私は手汗が多い…」と悩んでいる人の手汗と言うのは、緊張しやすいとか自律神経が乱れてしまっているということが原因となって起きている症状です。

精神的なものだと、次のようなことが原因で手汗が「多汗」になったりします。

あれ?私は手汗が多い?というちょっとした心配から、やっぱり私は手汗が多いみたい、となり、そこから
「こんなに手汗をかいてしまうのでは、人と手をつなげない」→「どうしよう手汗について誰かに何か言われるかも」→「また手汗がひどくなった気がする」→「こんなに手汗を…」と無限ループする感じで症状が重くなることが多いのです。

また、もともと心配性気味の人が、(本当はそんなことはないのに)たまたま「○○さんの手ってしっとりしてるね」というようなことを他の人から言われて、気になり過ぎて手汗がたくさん出るようになってしまう人もいます。

このように精神的なものから手汗に悩む人というのは、そもそもあがり症気味の人だったり、赤面症の人だったりということが多いようです。

また、不規則な生活を続けている結果、自律神経失調症になった人というのも、自律神経の1つである「交感神経」を身体がコントロールできなくなることから、手汗が異常な量出てくるようになることも少なくありません。

心配性であろうと、自律神経の乱れであろうと、こうした手汗と言うのは精神的な状態が関わってくるものなので、皮膚科での治療と言うよりは、手汗専用の制汗剤を利用しながら、精神的なフォローをしていく方が治癒しやすかったりします。

一方で、次の項目以降でご紹介する「病気が原因の手汗」というのは、精神的なアプローチや手汗専用の制汗剤と言ったものを利用して治療するのではなく、きちんと病気の根本原因を治療しない限りには、手汗の症状も治まらないことが通常です。

その手汗にはどんな病気が潜んでる?

手汗に潜む病気の脅威

ここまでにご紹介したように一般的な手汗は精神的な「不安」というのが理由として大きな要素になる場合が多いです。

ただ、少数派ではありますが、身体的な病気から手汗が多くなることがあるのも事実ですので、ここからはそうした手汗が多くなる場合のある病気についてご紹介します。

糖尿病

生活習慣病としても良く知られている「糖尿病」は、現代の日本人ならどんな人でも罹る可能性のある病気と言ってもおかしくない病気になっています。

遺伝的な要因がない人の場合のほとんどは、食習慣が1番の要因となっている病気で、軽度のものであれば食事節制や食事制限で血糖値をコントロールすることもできます。

ただ、糖尿病の症状である「高血糖」の状態が長く続いていしまうと、末梢神経に「糖尿病神経障害」という合併症を引き起こす場合があります。

末梢神経という神経は、呼吸や体温、血圧や内臓の働きなどをコントロールする「自律神経」が含まれています。

このため、糖尿病によって末梢神経に神経症害が起こってしまうと、便甥や下痢などの排便のコントロール不全に加えて、発汗異常や立ちくらみなどの症状が出てくることが多いのです。

また、糖尿病を罹患している人はメタボリックな体型の人も多いため、こうした肥満気味の体系が余計に「発汗促進」をしてしまい、手足の発汗異常を促してしまうのですね。

糖尿病による発汗異常はこのように、手だけでなく身体全体で起こることが多いので、今まであまり気にしたことのなかった手汗が気になるようになったら、全身の汗はどうかとか、排便の状態が悪くなっていないかなど、全身の症状に関してもっと目を向けることが大切になります。

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更年期障害

更年期障害による手汗の悩み

女性が閉経を迎える頃にホルモンのバランス異常から身体に異変をきたす「更年期障害」は、昔は40代後半~50代後半に多い症状と言われてきました。

しかし、食生活や生活習慣などが豊かになるにしたがい、早熟な女性が増えたこと、また女性の社会進出によって、不規則な食事や生活習慣の乱れが一般化したことで女性の閉経時期は以前より早くなる傾向があり、最近では30代後半くらいから、更年期障害の症状に悩む人も増えてきました。

けれど、更年期が早くなりつつあるということはあまり話題にのぼらないので、更年期のホルモンバランスの乱れが手汗に関わっていても、気づかない人も未だに多いですね。

こうなると、自分の手汗=精神的な緊張が原因?!と勘違いして、そもそも更年期障害からの手汗増加だったのを「精神的な手汗増加」にしてしまう人も中にはいます。

結核

近年日本人の間で流行が見られる結核。

一時期は成人の4人に1人が結核であるとまで言われ、CMなどでも結核予防の啓発がされたほどでした。

さてこの結核ですが、初期段階は風邪と似たような症状が出るため、結核に気付くことができないことがあります。

ただ、結核は長期間に渡って微熱が続く為に、異常な量の寝汗をかくようになるのが1つの特徴です。

ですので、どうも下がらない微熱と、手汗だけではない「大量の寝汗」がある場合は、結核を疑って病院へ行って速やかに診察を受けることをおすすめします。

甲状腺機能亢進症

最近、著名人の間で「バセドー病」だったという話が出ることがあるので、あなたもこうした甲状腺の病気について何らかの情報を耳にしたことがあるかもしれません。

バセドー病などといった病気は甲状腺と言われる身体の器官の異常によって引き起こされるものです。

甲状腺とは名前の通り「甲状腺ホルモン」というホルモンを分泌する器官で、たんぱく質の合成や体内に蓄えられたエネルギー源の燃焼、神経伝達にとても重要な役割を持っているホルモンです。

ちなみにここで出てきた「体内に蓄積されたエネルギー源」とは中性脂肪やコレステロールなどになります。

この甲状腺ホルモンを分泌する「甲状腺」の働きが活発になり過ぎると、甲状腺ホルモンが過剰分泌されるようになり、血中の甲状腺ホルモン濃度が上がります。

この状態を「甲状腺機能亢進症」と言い、亢進症になると体を安静にしていても脈が速くなったり、動悸が激しくなったり、他にも全身的に多汗症になったりします。

どうも汗を良くかくようになったな…と思う時に、動機も激しくなることが多いとか、たくさん食べても太らないようになったと思うことがあれば、「私は手汗がヒドイだけ」と思い込まずにしっかりと医師の診断を仰ぐことが重要です。

それと言うのも甲状腺機能亢進症を長い期間にわたって放置しておくと、骨粗しょう症の原因になることもありますし、中には震顫麻痺を起こす人もいるからです。

この震顫麻痺を起こす人というのは東洋人に多いという傾向があるので、どうか思い当たるふしがある人は病院へ足を運んでくださいね。

褐色細胞腫

褐色細胞腫というあまり聞きなれない病気があるのですが、この病気になった場合も多汗になることがあります。

褐色細胞腫とは、副腎の髄質という部分にできた腫瘍のために、自律神経に働くアドレナリンやノルアドレナリンが過剰に分泌されるようになり、その結果として高血圧を引き起こしてしまう病気です。

手汗もそうですが、多汗には自律神経が深く関わっているので、自律神経に作用する病気というのは発汗異常を起こしてしまうのですね。

褐色細胞腫では、ご紹介した高血圧の他に顔面の紅潮(顔が赤らむこと)や異常な量の発汗、激しい動機、もしくは動悸の乱れ、頭痛などが起こるようになるとされています。

あまりにも手汗が尋常じゃない場合は病院へ

手汗の悩みの深さというのは本人にしかわからないものですが、あきらかに尋常じゃないレベルで手汗が出てくる場合は「何らかの病気」に罹患していることも視野にいれる必要があります。

まずは身近な親しい人に自分の手汗を見てもらって、「どう考えても明らかにおかしい」と言われた場合は、時間を作って一度病院を受診することをおすすめします。

病院に一度行ってみようかなと少しでも思ったあなたのために、どんな病院に行けばいいのかや、注意点などをこちらのページで紹介しています。

尋常じゃないレベルの手汗でも、手汗専用のデオドラント剤を使用すれば、一瞬でサラサラに保つことが可能です。

特にパウダー状の「ファリネ」に関しては、手が濡れている状態をドライにしてくれる素晴らしいものなので、一度は絶対に試してみることをおすすめします。

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管理人ゆうこ

管理人ゆうこ

私も以前までは本当に手汗に悩んでいました。「人に気持ち悪いと思われてしまったらどうしよう…」と一人で思い詰めて泣いていたこともあります。でも、手汗の悩みは思ったよりもかんたんに解消できるという事に気が付き、今では毎日が楽しいです。私と同じ悩みを抱えている方は、このサイトを参考にコンプレックスを解消してみてくださいね。