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今現在、未成年で手汗に悩んでいる方の多くは
「親に自分の手汗のことを理解してもらえない!」
「親が手汗を治してくれない!」
ということにやきもきしてツライ思いをしている方も多くいると思います。
もしくは、まだ親に相談できていない場合もあるでしょう。
実は手汗の悩みを抱えている人の多くは「学生さん」なんです。
あなたと同じように手汗がたくさん出てきてどうすればいいのかわからないという中学生・高校生・大学生はすごく多いんですよ。
そしてそんな学生さんが手汗とともに抱えている問題で大きなものが「親にわかってもらうことができない」ということでみんな同じように悩んでいるんです。
なので、この記事ではどうしたらこの悩みを親に正しく理解してもらって、解決のために協力してもらえるのかということを詳しく解説できればと思います。
親にとってはどうしたらいいのかわからない
子供が手汗に悩んでいて、それを伝えられたとしても親としてはどうしたらいいのかわからないというケースが非常に多いです。
また、悩みの深さもわからないために「気にしないことが一番だよ!」という言葉をかけてしまうのです。
まずこれは仕方のないことなんだと理解するようにしてください。
もしあなたの手汗は両親からの遺伝で、あなたの親も学生時代に手汗に悩んでいたのだとしたら、少しはあなたの気持ちを理解しやすくなるとは思います。
でもそれからもう数十年と時間が経っている場合が多いので、その時の気持ちはもう忘れてしまっていることがほとんどです。
なので、あなたが手汗を本気でなんとかしたいと思っているなら、あなた自身が上手に親に情報を伝えて解決のお手伝いをしてもらう必要があります。
そのためにはどうすればいいかを順を追って説明しますね。
手術など医療機関での治療はかなり高額なので難しい
もし手汗は病院で治療をしたり、手術をすればすぐに良くなると思っていたとしたら、それは間違いです。
手汗の治療には有効な投薬治療なども確立されておらず、また手術をする場合はてのひらの皮をはがして中の汗腺を切除するというような大掛かりな手術が必要になるため、入院が必要な場合もあります。
こういった治療には非常に高額な費用がかかります。あなたが「新しいゲームを買ってほしい」とお願いするよりも、親にとってはずっとずっと高い要求をされていることになるのです。
また、手汗の治療にはボトックス注射を行う方法もありますが、ボトックス注射というのは「汗腺を麻痺」させることにより手汗を出ないようにするものなので相応のリスクも伴います。費用も1本10万円前後かかるため大変高額になってしまいます。
そしてボトックスというのは「毒」の一種であるため、未成年が行う場合には何かと問題が多いのも事実です。
消去法で考えると上記の方法はなかなか実現が難しいものになりますので、もっとかんたんな方法を親に伝えるのがベストでしょう。
手汗専用の制汗剤を試してみる
制汗剤(デオドラント剤)とは、薬局などにも売っている「8×4」や銀のスプレー「Ag」のようなもののことです。
薬局に手汗専用の商品は売っていないのですが、インターネットでの通販限定で手汗専用の制汗剤を手に入れることが可能です。
普通のスプレー形式の制汗剤や塗るタイプのデオドラント剤と違うところは、成分が「手汗を止めること」に特化して開発されているということです。
ドラッグストアで売っている制汗剤は、汗を拭きとるものやニオイを抑えるためのものなので、手汗を止めることはできません。
なので、同じ制汗剤でも全く違うものと考えておいてよいでしょう。
ですが、手汗用制汗剤はコンビニや薬局で買える制汗剤と比べると少し高価です。なので、親に買ってもらう必要があるため、まずは必ず親に手汗用の制汗剤を使うことを承諾してもらう必要があるのです。
親に理解してもらうためにはどうしたらいい?
あなたの親御さんはきっと手汗専用のデオドラント剤があるということを知りません。なぜなら、手汗専用のデオドラント剤というのはここ最近発売されたもので、しかもインターネットでしか注文することができないため、そもそも見たことがないのです。
知らないものを急に「買って!」とお願いされても「無理だよ!」と言われてしまうのは当然のことでしょう。
なので、親に理解してもらうためにしっかりと順序立てて話を伝えることが重要です。
大人には感情的に話をしてもあまり理解してもらえません。ものごとを判断するのに「感情」では判断ができないからです。
あなたのお父さんやお母さんがもし感情だけで判断してしまっていたら、お母さんが可愛いと思った犬や猫、ブランドの洋服をどんどん買ってきてしまったり、お父さんが格好いいと思った高級車を何台もローンを組んで買ってくるということになりかねません。
そんな家庭はありませんよね!お金持ちの家だけだと思います。
なので、しっかりと「理論的に」自分にとって手汗専用のデオドラント剤がなぜ必要なのかということを伝えなくてはいけません。
どうやって伝えればいいのかを今から詳しく説明しますね。
親に手汗の問題を伝えて解決策まで提示する流れとしては
- まず自分の手汗がすごくて本気で悩んでいることを親に伝える
- テストや勉強などにも集中できなくてツライ思いをしていることを伝える
- 手汗に悩まなくなったら勉強や習い事に集中できるかもしれないということを伝える
- 手汗専用のデオドラント剤があることを伝える
- 薬局で売ってる制汗剤と手汗専用の制汗剤はそもそも成分とか目的が違うことを伝える
このように、ちゃんと筋道をたてて話すことができれば、親御さんはきっと理解してくれると思います。
もしどうしても伝わらなかったら、このページをそのまま親御さんに見せちゃってもいいと思います!
まずは、あなたが悩んでいることの大きさを、しっかりと親御さんに理解してもらうことが何よりも重要です。
学生の頃の青春は二度と取り戻せない
あなたは、今現在を毎日一生懸命生きていることと思いますが、大人になると気づくことがあります。
それは、学生時代の大事な時間は二度と取り戻せないということ。
後になって「あの時、手汗で悩んでいる時間をもっと楽しんでおけばよかった」だとか「気持ち的に手汗とは向き合えるようになったから、学生時代に戻ってもう一度やり直したい」と思っても、今の時間はもう絶対に取り返すことはできないのです。
私自身、手汗の悩みを学生時代からずっと持っていて、自分に自信が持てずに学生時代を楽しむことができなかった一人です。今は大人になって自分の手汗とうまく付き合っていく方法を見つけることができましたが、学生時代の後悔は今思い出しても胸がきゅーっと締め付けられます。
手汗の悩みをインターネットで調べていると、本当に悩んでいる学生が多く、中には「もう手汗がひどすぎてツラくて死にたい」とまで思い詰めてしまっている中学生なども多くいることが分かりました。
あなたの毎日を楽しく明るいものにするために、あなたも頑張って自分の悩みをちゃんと親に理解してもらえるように努力してみてください。
「親が私の悩みを理解してくれない!」「親が手汗を治してくれない!」と、親に責任を押し付けるのではなく、まずは自分ができることから初めてみてください。
あなたのことを一番心配して、考えてくれているのは実は親御さんなんです。だから、あなたの悩み、心の痛みは親御さんの悩み、心の痛みでもあるんです。
娘や息子に毎日笑って過ごして欲しいと願っているお父さんお母さんに、一度ちゃんと手汗の悩みについて相談してみてくださいね。
きっとあなたが思っているよりもかんたんに、親に手汗のことをちゃんと理解してもらうことはできるはずですから!